渋谷のお客様と重要な商談中にコーヒーを口にする瞬間、忘れもしない経験のない大地震に遭遇し訳も分からないままビルを出て渋谷児童館近くの公園に待避しました。
振り返ると当社2名を入れた5名でミーティングしている中で左手のコーヒーがこぼれながら地震がおさまるまで手にしていました。
その間、会議室の椅子は前後に揺れ壁はギシギシいいながら恐怖を煽る音がしていました。
比較的、冷静でいたはずの私も荷物をまとめているときは、実は少々手が震えていました。
その後の渋谷のお客様の役員や社員の方々の親切さには大変感動しました。
皆様冷静で私にもお茶やら缶コーヒー等の飲み物やお菓子をはじめ食料を配給頂くなど地震だけでなく私の記憶にしっかり刻まれました。
その後は、運良く家内が息子を迎えに車で移動していたため、19時過ぎに渋谷で合流でき21時には自宅に到着できました。
その道のりは大渋滞な上に徒歩で帰宅する人の波が初詣のように道から道に溢れ異常な光景でした。
その後は何のご縁か久我山に足止めをくらった親友が最寄り駅まで歩いてきたので我が家で合流し軽く黒霧島の芋焼酎で乾杯して寝ました。
学生時代は、特に高校の頃は実家に遊びにきては泊まっていた親友なので何年ぶりかに同じ部屋で寝ました。
明けた翌日の報道で知った酷い状態は津波による被害が東北地方を中心に全域に広がっており恐ろしい週末の朝でした。
未だに夢見心地で現実のようにかんじられないけど11311は決して忘れない。
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