2011年7月20日水曜日

いまだ木鶏にたりえず 荘子

「木鶏」とは、荘子に収められている故事に由来する言葉で、木彫りの鶏のように全く動じない闘鶏における最強の状態をさす言葉で、他の闘鶏が鳴いても、全く相手せずまるで木鶏のように泰然自若としている様を指しています。
この言葉は通算69連勝、優勝12回、全勝8回などを記録を残した力士「双葉山」が感銘を受け、木鶏のような強さを目標として相撲に精進し、引退の際に「我、いまだ木鶏にたりえず」と言われたことばでもあります。
いろいろなことが起こるこの時代に、もっと精神的にもタフにならなければと思います。

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